歯周組織再生療法|上中里の歯医者

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※木曜、土曜午後(第一土曜は診療)、日曜祝日休診

歯周組織再生療法

歯周組織再生療法とは

歯周病によって失われた歯槽骨や歯根膜などの歯周組織を再生させる手術になります。歯肉を切開し、薬剤を塗ることで歯周組織の再生を促すことが可能です。安全性の高い治療として世界の多くの国で使用される手術です。

歯周病はごく一般的な病気ですが、その多くは自覚症状がなく、病気にかかっていることに気が付いていない場合がほとんどです。
歯茎から出血する、歯がしみる、歯がグラグラする、口臭が気になるといった症状がある場合、歯周病の可能性があります。

そのため、歯周病である事に気付いたときには病気が進行して、歯を支える歯槽骨などの歯周組織が破壊され、歯を抜かなければならない場合もあります。「歯周組織再生療法」は、こうしたケースで歯を支えている歯周組織を再生する治療法で、進行した歯周病でも歯を抜かずに治療できる可能性があります。

この再生療法は歯を残したい患者さんだけでなく、歯周病で骨が減り、歯を失った患者さんがインプラントをご希望になる際も活躍しています。

このようなお悩みはありませんか

  • 歯茎が腫れて痛い
  • 歯茎がグラついているが、抜歯したくない方
  • 歯周病を予防したい方
  • 歯周病の検査をしたい
  • 歯茎から血が止まらない
  • 歯茎が下がってきている
  • 他院で抜歯宣告、でも抜きたくない

上記に該当するすべての患者さんに適用できるわけではありませんが、他院で「抜歯するしかない」と言われた方もご相談ください。患者様の歯を残すために最善を尽くします。

歯周組織再生療法が可能な条件

1

タバコを吸っていないこと(禁煙1年以上が望ましい)

2

当院で歯ブラシ指導を受けプラークの付着が15%以下にコントロール出来る人

3

再生療法施術後頻繁に消毒・清掃に来院できること

4

歯が再生療法の薬の奏効する条件を満たす事(垂直性の骨欠損)

代表的な歯周組織再生療法

歯を支える骨が少なくなってしまうと、従来通りの治療法ではどうしても色々な面で限界が出てしまいます。そこで開発されたのが、骨などの歯周組織を再生させる治療法である、歯周組織再生療法です。この治療法であれば、骨を再生することができるので、極力見た目を悪くせず、歯をより長く維持することが可能になります。代表的な方法としては、「GTR法」と「エムドゲイン」がありますが、2016年末より「リグロス® 」と呼ばれる歯周組織再生医薬品が保険適用となり、そちらも活用されてきています。

エムドゲイン

エムドゲインは、タンパク質の一種である「エムドゲイン・ゲル」を、フラップ手術(歯肉剥離掻爬手術)によって切開した歯茎から、直接歯根の表面と吸収された歯槽骨に塗布。歯が生えてくる状態に似た環境を作り出し、歯周組織が再生されます。エムドゲインは世界の40ヶ国以上で行われており、日本国内では2002年に厚生労働省の認可を受けるなど、高い安全性と多くの症例実績があります。

GTR(歯周組織誘導法)

歯茎を切開するフラップ手術によって、歯周ポケット内に溜まった歯垢(プラーク)や歯石を除去します。一定期間「メンブレン」という人工膜を入れておくことで、歯茎の侵入を防ぎながら、骨などの組織が再生する空間と時間を確保し、失った歯周組織の再生を促す治療法がGTRです。

リグロス®

歯周組織再生材であるリグロス®を使う治療法です。歯茎を切開するフラップ手術では、歯槽骨の欠損部にリグロスを塗布し、歯周組織の再生を図りるものです。リグロス®は細胞を活性化させる成長因子でできており、歯周組織を増やすことで少しずつ歯周組織を再生させます。

当院で行う治療法「歯周外科治療」「歯周組織再生療法」について

歯周外科治療(フラップ手術)

フラップ手術について

歯肉(歯ぐき)を切開して歯槽骨から剥離し、露出した歯根のプラークや歯石の除去、歯槽骨の清掃、およびダメージを受けた歯肉などの組織を除去し、歯肉を元の状態に戻します。

この治療法に適する手術

歯周ポケットが6ミリ以上と歯周病が進行した場合におこなう手術

治療で期待できる効果

メリット

  • 確実性
  • 治癒期間が短い
  • メインテナンスしやすい歯肉歯槽骨形態を得られる

デメリット

  • 審美性を失う根面露出
  • 知覚過敏を起こす可能性がある
  • 根面露出により根面齲蝕を起こす可能性が出る
  • 歯間部の空隙が広がる為、場合の寄っては発音に影響が出る場合がある

歯周組織再生療法

リグロス®による歯周組織再生療法【保険適用】

歯肉(歯ぐき)を切開して歯槽骨から剥離し、露出した歯根のプラークや歯石の除去、ダメージを受けた歯肉などの組織を除去、歯槽骨の清掃を行います。その後、ゲル状のリグロスを塗布して、歯肉を元に戻します。

この治療法に適する手術

歯周ポケットが6ミリ以上と歯周病が進行した場合におこなう手術

治療で期待できる効果

歯周組織再生材であるリグロス®を使う治療法です。歯茎を切開するフラップ手術では、歯槽骨の欠損部にリグロスを塗布し、歯周組織の再生を図りるものです。リグロス®は細胞を活性化させる成長因子でできており、歯周組織を増やすことで少しずつ歯周組織を再生させます。

メリット

  • 喪失した歯周組織を回復できる
  • 術後の歯肉退縮が少ない

デメリット

  • 治癒期間が長い
  • 技術の熟練度を必要とする
  • 術前・術後の徹底したプラークコントロールとメインテナンスを必要とする
  • 適応症に制限がある

当院で行う治療について

様々な歯周組織再生療法がある中で唯一保険適用となるのが、歯周組織再生医療薬「リグロス®」という薬剤を使用する歯周組織再生方法です。
この成分は、すでにやけどや床ずれなどの治療に使用されており、厚生労働省の認可を受け、保険適用で使用できるようになりました。

フラップ手術で、プラーク・歯石などを取り除いた後、歯槽骨の欠損部分にリグロスを塗布し、歯周組織の再生を促します。
リグロス®の成分は細胞を増やす成長因子で、この作用により歯周病で破壊された歯周組織の周囲にある細胞を増やし、さらに血管を作り細胞に栄養を送り込み、再生を促進します。

自由診療にあたる治療について

自由診療では、下記などの歯周組織再生材料を用いて、治療を行います。なお、治療の進め方などの詳細は、医師にお尋ねください。
・サイトランス グラニュール®(炭酸アパタイトを主成分とする、骨と同じ成分の顆粒状の骨補填材)
・サイトランス エラシールド®(骨の再生に適した2層構造の吸収性GBRメンブレン)

歯周組織再生療法の料金

歯ぐきの再生治療
治療費 55,000〜88,000円
歯周組織再生療法
治療費 110,000〜165,000円

※歯周ポケット掻爬術・歯肉剥離掻爬手術など一般的な歯周外科治療については、保険が適用されます。処置する範囲や歯石の付着状況によって施術回数・費用が違って参りますので、詳しくは医師にご確認ください。

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診療時間

▲第一土曜は15:00~19:00まで診療、
他の土曜は休診

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